Polipoを他のマシンから共有利用するメモ
configを少し修正すれば簡単に共有できると思っていたけど、こまごまとはまったのでメモ。
以下はPolopoのインストールされているマシンからのローカルループバックおよび192.168.0.0〜192.168.0.255までのIPから接続を受け付けるconfigの一部抜粋。
# proxyAddress = "::0" # both IPv4 and IPv6 # proxyAddress = "0.0.0.0" # IPv4 only proxyAddress = "0.0.0.0" # IPv4 only # allowedClients = "127.0.0.1, 134.157.168.57" # allowedClients = "127.0.0.1, 134.157.168.0/24" allowedClients = 127.0.0.1, 192.168.0.0/24 # cacheIsShared = false cacheIsShared = true
proxyAddress
proxyAddressはPolipoがリスニングする(接続を待つ)インターフェースを指定する。
proxyAddressはデフォルトではコメントアウトされている。指定なしの場合の動作はローカルループバック(127.0.0.1)に対してリスニングを行う(接続を許可)。他のマシンから利用する場合、PolipoマシンのIPを指定する必要がある。"0.0.0.0"を指定するとすべてのインターフェースに対してリスニングする模様。よって、たいていの場合は"0.0.0.0"で問題ない。
allowedClients
allowedClientsはPolipoに接続可能なクライアントPCのIPを指定する。
allowedClientsはデフォルトでコメントアウトされている。コメントアウトされているばあの動作はローカルマシンからだけ接続を受け付ける模様。
コメントアウトされている書式にしたがって"127.0.0.1, 192.168.0.0/24"と記述するとPolipoが起動しなくなる(一瞬だけウィンドウが開くが…)。ウィンドウズだけのバグかも知れない。Polipoに正しく認識させるにはダブルクォートをはずして127.0.0.1, 192.168.0.0/24を指定する。
なお、一箇所だけ指定する場合は"127.0.0.1"のようにダブルクォートがあっても問題ないようだ。