DELL Precision 670のメモリ その後
結論から言うと、TS256MQR72V6Ux2は動作する。ただし、SPDTOOLを使う必要があるので以下の条件を満たす環境が整っていることが必要。
1の条件を満たしていれば、話が早かった。SPDTOOLでTS256MQR72V6UのECCの項目で『Addr/Command Parity + ECC』を『ECC』に変更するだけ。
そして今回はM393T6456FG0-CCCというSUMSUNGのメモリが壊れたため、2の動作も満たすことができず*2に結局壊れたメモリと同型番のメモリを探すはめになった。
秋葉原のPC-Server(http://www.pcserver1.jp/)まで行き、型番を指定してまったく同じメモリ*3を購入。M393T6456FG0-CCCx2+TS256MQR72V6Ux2ならTS256MQR72V6Uは有効にならないもののWindowsは起動するので、SPDTOOLでSPD書き換えてOK。この時点でメモリファンの1pinと3pinはショートしてあるのでメモリファン系のエラーは出ない。
現在はM393T6456FG0-CCCx2を抜いて、TS256MQR72V6Ux2で運用中。WinXPで3.4Gぐらい認識してる。
ちなみに、M393T6456FG0-CCCを購入する前にTS512MDL670*4x2を購入して試したが、TS512MDL670は1RankのメモリでありPrecision670はRankの大きいメモリから若いスロットに挿さなければならないため、TS512MDL670x2+TS256MQR72V6Ux2ではBIOSまでしか行けずSystemFaultとなる。なおSPD書き換える前はTS256MQR72V6Uは利用されないようで、TS256MQR72V6Ux2を若いスロットに挿してTS512MDL670x2と一緒に起動しようとしても起動できない現象が発生する。という訳で2の条件を満たしていないためアウト。無駄な出費だったなぁ。全部挿して2x2+512x4にしてRAMディスクでも作ろうかなｗ
